院長ブログ

2016年1月 5日 火曜日

永久歯の先天欠損の治療法について



この方の先天欠損の治療方法を考えてみましょう。この方の場合は
乳歯に虫歯治療がしてあり根の吸収が早く始まり揺れてきて
しまったので、もうもたないと判断し抜歯することとしました。

通常1本の歯の欠損の場合に考えれる治療法は
1:ブリッジ
2:インプラント
3:1本義歯
になります。

今回のケースで考えてみると、
ブリッジの場合は問題点が3つあります。
1つは両サイドの健全な歯を削らないといけないということ。
2つ目は保険治療のブリッジだと銀歯にしなければいけない。
3つ目は少し難しいのですが、乳臼歯というのは永久歯よりも
大きいのです。

え!?乳歯って永久歯よりも小さいのではないんですか?と
思われがちですが,この乳臼歯については永久歯よりも乳歯の方が
約2〜3ミリ大きいのです。


この場合にブリッジにしてしまうと通常のブリッジよりも長いブリッジ
になり歯にかかる負担も大きくなったり清掃性が悪くなり二次的な虫歯の
原因にもなります。

インプラントも同じ理由で通常の歯よりも大きい被せ物になるため
清掃性が良くないのでどうかな〜という感じです。
そこで今回注目したのは歯並びです。

よく見ると結構ガタガタした歯並びなんです。歯の並ぶ隙間が
足りないのです。そこで矯正の先生にも相談して歯並びの治療で乳歯を
抜いた隙間を埋めれないか相談したところ可能ということでした。

患者さんと相談したところ、歯も削らずにさらに歯並びも綺麗になるなら
やりたいということで今回は矯正治療で欠損を埋めることとしました。

治療方法はその人によって千差万別です。同じ治療の人はいません。
ですのでその人にあった治療を提案するのが僕らの役目だと思ってます。

乳歯の先天欠損の治療方法は
ブリッジ インプラント 義歯、矯正治療のいずれかを駆使して
治療します。

大事なことは安易に保険のブリッジでいいやと決めないことです。
ブリッジはどうしても両サイドの歯を削ります。
削ったが最後元に戻ることはありません。何年かすると中で虫歯ができるかも
しれません。

ブリッジを否定するわけではありませんが、きちんと自分の歯のことを
考えることが大事です。
自分の治療を理解して治療を受けることが大切です。

どの治療にも利点、欠点があります。
きちんと相談をして最適な治療を受けましょう。

投稿者 左京山歯科クリニック | 記事URL

2016年1月 5日 火曜日

大事な大事な犬歯のお話し


歯は同じような形をした歯が二本ずつあります。
前歯も切歯、側切歯、
第一小臼歯、第二小臼歯
第一大臼歯、第二大臼歯
おそらく一本ダメになっても代わりとなるスペアのような歯を神様は用意したのでしょう。

しかし、犬歯だけは一本しかありません。犬歯にはスペアが無いので。
なのでこの犬歯という歯はものすごく大事な唯一無二の歯なのです。

ではこの犬歯はどのような特徴があるのでしょうか??

まず犬歯の特徴の一つに根の長さがあります。
この犬歯は歯の中で一番根が長い歯なのです。

根が長いということは何を意味しているのでしょうか??
長く埋まっているということは横揺れに強いということなのです。
歯でいう横揺れとは側方運動。つまり歯ぎしりや歯を横に動かす
動きに対して強いということなのです。

地震などの耐震設計も杭などを地中深くに埋めて地震に強い
建物を作ります。犬歯も全く同じで骨に深く埋まることで横の
動きから歯を守っているのです。


咬合学事典を見てみると
犬歯の特徴として、
1)非常に緻密な歯槽骨壁によって囲まれ、わずかな刺激にも敏感である
2)歯根が歯槽に深く植立し、歯冠ー歯根比が良好
3)顎関節から離れた位置にあって強い咀嚼筋力の作用を受けにくい
と書いてあります。

原始人はひどい切端咬合と咬耗備えていました。それは彼らが硬い生肉や
草木を無理して咀嚼していたためと思われます。人の歯は元来、
食果ー食肉の中間形態を保持しており雑食の形態を持っている
わけではない。

人は雑食するために下顎を水平に動かさないといけなくなり、
そのために雑食に適応できるように原始人の下顎は退化して
小さくなったのだと考えられる。

つまり犬歯は水平運動を行う上でものすごく重要な歯ということ
になります。ですので日本人に多い八重歯はこの犬歯が全く働いてないと
いうことになり水平運動の際に奥歯に負担がかかり歯が
持たなくなるのです。

2001年に発表された論文によると80歳以上で20本以上の歯の方の
歯並びを調べたところ、<正常咬合 80%><出っ歯 18%>
<受け口 ほぼ0%>という結果が出ています。

僕自身も高齢者で八重歯の方は見たことがありません。
八重歯は若い方では可愛いというイメージもありますが、
歯の機能という意味ですと本当に良くない歯並びの一つです。

まとめ
犬歯は歯のバランスをつかさどる大事な歯です。この犬歯のバランスが
悪いと他の歯を失う原因にもなります。歯の中でも隠れた頑張り屋さん、
そして縁の下の力もちの犬歯。この犬歯を守っていくのも
大事なことなのです。

投稿者 左京山歯科クリニック | 記事URL

2015年12月11日 金曜日

歯科衛生士野村の100%磨きへの挑戦その2


黒丸の部分が磨きにくいですね〜八重歯ぎみで外にあるためにかなり
磨きにくいです。この結果を見て次回三回目に挑戦!!

投稿者 左京山歯科クリニック | 記事URL

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